近年、社会資本整備を取り巻く環境は様変わりし、都市や情報の高度化・多様化する中で、安心で豊かな暮らしができる社会基盤整備には、事前とその後の調査が重要です。
松岡測量設計では、地中線・架空線工事占有申請書作成、埋没物調査、交通量調査、下水道老朽管調査等の調査業務を行っております。

道路や河川を含め、土地には管理者や所有者がいます。道路や河川に電柱を設置したり、ケーブルを敷設することを「占用」といい、土地の管理者や所有者の了承を得る必要があります。
私たちは占用する物件の数量調査から申請までの手続きを行います。また、道路占用のために工事を行う場合は、管轄警察への道路使用許可の申請を行います。

地中にある上・下水道、ガスなどは、私たちの快適な生活を支えるために無くてはならないものです。また、今日では町並みをすっきり、美しく見せるために電気や通信の地中化、無電柱化が進められています。
これら地中埋設物の新設や、維持・更新の企画、設計、施工に必要な地中情報を調査、整理しています。

交通量調査は、全国道路・街路交通情勢の一環として、道路の交通量及び旅行速度等を調査し、道路の計画、建設、保守その他の管理として基礎資料を得ることを目的として調査を行っています。
調査は、交通状況の実態である交通量の増減や渋滞状況だけでなく、医療や観光などの定量的なデータの収集、道路の開通から一定の時間経過で発現する社会的・経済的な影響を把握する必要があります。

下水道は、地域社会にとって重要なライフラインの１つであり、地域社会の健全な発展・ 公衆衛生の向上・公共用水域の水質保全を図る等の重要な役割を果たしております。
私どもは、このライフラインの構築、維持管理に対し様々な角度から技術提供をしております。
風水害、地震などの自然災害に強い施設・機能、老朽化対策・不明水対策等の維持管理により、住民の皆さんの生活環境の維持に努めております。